茶どころの本場で、大正三年創業から積み上げてきたノウハウ。
各産地の特長を生かす製茶工場や製茶機械、碾茶炉、碾茶工場の、設計・販売・設置からメンテナンスまで、まるごとお任せください。

 茶葉は、産地ごとに特性が異なります。また「どのようなお茶を作りたいのか」によっても、機械の設計などの提案内容が変わります。
 最高級といわれる宇治茶は、茶葉に粘りがあり乾きにくいという性質があり、味、香り、澄んだ水色など、どれをとっても茶葉の品質が非常に高く、どうやってその力を最大限に引き出す製茶工程を設計するかが、私たちの腕の見せ所です。
 当社では、地元滋賀県、 京都府南部地域や奈良県、 三重県の関西地区や遠くは関東方面や九州方面のお荼農家様や荼問屋様と様々な形でお取引させていただいております。お客様の製茶機械・工場の導入に際しては、お客様の製茶環境やニーズに合わせて、最適な機器や設備を組み合わせたご提案をいたします。
 また独自の技術を活用し、製茶機械を制御する制御盤や各種カッターも製作しております。工程ごとに最適な機械の回転数、風量、温度などをお客様が自由に設定でき、品質が高いお茶を生産する事ができます。

 また、機械を納品して終わりではありません。お茶の葉は摘まれた瞬間から酸化が始まるため、芳醇な旨みや爽やかな風味を生かすには、いかに早く製茶を行うかがカギになります。茶摘みが行われる4~6月頃は、各農家で機械がフル稼働する繁忙期。少しでも不具合で機械がストップしてしまうと、茶葉がどんどん酸化してしまい、せっかく育てた茶葉が最悪売り物にならないことも。
 茶どころで育ったからこそ、私たちは速やかな製茶の大切さが身に染みてわかっています。そのため弊社では、一分でも迅速に対応してメンテナンスを行うことをモットーにしています。トラブルや相談があれば、全員がフル稼働でメンテナンスに伺います。メーカー依存ではなく、全て自社対応できる事が当社の大きな強みです。
 同じように、機械のオーバーホールも丁寧に行っています。20年以上使われてきた精揉機のオーバーホールでは、1か月間かけてメンテナンスとクリーニングを行い、新品同様にする。高価な機械だからこそ、一生もので使っていただけるようにします。

杉本製茶機械の特徴と強み

①機械のカスタマイズができる

お客様の製造内容に応じて、意的な製茶機械・

設備を選定し導入できます。

②独自制御盤の製作

独自技術により、お客様の製造環境に応じた制御盤製作し、品質が高い製茶を実現します。

③保守にも対応可能

修理やメンテナンスなど保守にも対応できるため、急なトラブルでも安心いただけます。

④オーバーホール対応

新品だけでなく古い機械・設備をオーバーホールし、性能や機能を新品に近づける事ができます。