オーバーホールの必要性

 メンテナンスとは、製茶機械を正常な状態で稼働できるように手入れすることを言います。機械のメンテナンスは点検、修理、整備などが主な作業で、具体的には、破損や劣化した部品等の再生や交換、制御盤プログラミングの最新バージョンアップ等を行います。

 一方、オーバーホール(Overhaul)は、各製茶機械を部品やユニット単位まで分解して掃除します。そして、再度組み立て配線をして、導入時(新品時)の性能に戻す(或いはそれに近い状態にする)作業のことを言います。

 製茶工場においては、機械設備は必須のものであり、機械設備が期待通りの性能や効率を実現しないと、期待通りの製茶ができません。その意味で、製造現場では、機械を上手く使う為に定期的なオーバーホールをお勧めします。 オーバーホールを行う事で、コスト面、品質面、保全面において次のような効果があります。


オーバーホール実績①

荒揉機(伊達:製品名CU-120)


オーバーホール実績②

荒揉機(寺田製作所:製品名HSA-120-13)